エクセル・データをコピペすると、ベクトル (x <- c(1,2,3) ) に変換するウェブ・アプリです。
背景
エクセル (Excel) でデータを管理し、分析の際に R を利用することがあります。そのために、エクセルのデータをCSVデータに変換し、Rで読み込む必要がありますが、その作業が面倒です。また慣れるまではとても難しく感じます (R を使い始めたばかりの頃、その作業が出来ず、手打ちでデータを読み込ませていました)。よし分析するぞ、と意気込んだものの、データの読み込みが出来ずがっかりする、という経験をした人は少なくないと思います。そこで、エクセルデータを単にコピー&ペーストするだけで、R で扱えるデータに変換してくれるウェブ・アプリを作りました。
使い方
- エクセルデータをコピーします
- ウェブ・アプリ上で データの貼付け (①) 変数名の決定 (②)
- 変換されたデータをコピーし、R コンソールへペースト
- 必要な分、繰り返し 「A組期末考査」のデータも分析したい場合は、上の手順をくり返します。変数名は a.term などが良いかもしれません。
例として、「A組中間考査」の赤で囲った部分をコピーします。
下の Data: の欄に、先ほどコピーしたデータを貼付けます。また、そのデータの格納先の変数名は、Vector Name 欄に入力します (例では a.mid としています)。
自動的にデータがベクトルに変換されます。コピーして、R コンソールにペーストしてください。これで、「A組中間考査」のデータは a.mid として R で利用可能です。
上手な使い方
- 今回は縦に入力されたデータをコピペしましたが、横に入力されたデータを変換することも出来ます。
留意点
- 無料 お金はかかりません。
- 入力された数値のデータを取得しません どんな数値が入力されたか、私には分かりません。
- 免責 上記ウェブ・アプリが悪意のある動作をすることは無いと思いますが、ご利用による一切の責任は負えません。ご自身の責任でご利用ください。
参考
- [R] Shinyの準備 (以前のエントリー)
- My Web Apps (Shinyを利用した、他のウェブ・アプリケーション)
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