[本] 「最適化」をあらゆる場面で取り入れる

最速の仕事術は人工知能が知っている (WirelessWire News)」で『最速の仕事術はプログラマーが知っている』という本の紹介があり、まさにその日 (9月22日) に Amazon で購入。

1章から2章くらいまでは「やり方」レベルの具体的な効率化の言及が多く、すぐにでも取り入れられるやり方がいくつも見つかった。よく考えずに慣例に従ってしまっていることが身近にあることを改めて思い知らされる...3章からは、もう少し抽象的なレベルでのお話。プレーヤーだったり、マネージャーだったり、経営者だったり、という視点での仕事の進め方について。例えば、「例外処理」を仕事を進めていく上でも作っておく、というのは、なんとなくやっていたことだけれども、名前をつけて指摘してもらえたので、明確に意識できるようになった。

プログラマーは徹底的に無駄を省く「最適化」を常に行っており、その最適化はプログラム内だけではなくて、作業・道具の使い方、プレーヤーとしての働き方、リーダーとしての働き方、経営者としての働き方、、、どのレベルにおいても適応可能である、それゆえに『最速の仕事術はプログラマーが知っている』ということなのだ。

一番最後の一文がカッコ良い:

本書で紹介してきた多くの思考法や、コラムで紹介したループの最適化や負荷分散、スケーラビリティの確保といった考え方は、プログラミング以外のあらゆる仕事に適用可能な、汎用性の高い「原理そのもの」なのである。(ibid.:219)

WirelessWire News でも言及がされているけれども、ぜひ2021年現在の最新の状況での「最適化」について、詳しく知りたいと思ったし、また、人工知能 (やディープラーニング等) について勉強したいと思った。

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