[Gadget] 話題の Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro ワイヤレスイヤフォン ノイズキャンセリング付き、を使い始めました

Anker の Soundcore Liberty Air 2 Pro というワイヤレスイヤホンを使い始めた。リモートできず通勤しなければならない日が残念ながら結構あるので、職場に行った時に自分の世界に浸るために利用している。基本的には「ノイズキャンセリング (屋内モード)」で「ブラウンノイズ」や「ホワイトノイズ」をYoutubeの小さい音量で流し続けている (もったいない使い方...)。


このイヤホンは優秀なノイズキャンセリングがついていながら 12,980円 (執筆当時) という比較的低価格に抑えられており、YouTube や ガジェット記事でも高く評価する声が多い。新しいこれまでは Soundcore Liberty Air 2 Pro を導入するまでは、Sony の MDR-EX31BNというノイズキャンセリングイヤフォンを使っていたが、簡単にその製品との対比してみたい。

まずは「手軽さ」。Anker の方はケースを開けるとその瞬間に、ペアリングされているデバイスと接続され利用可能になる。コードもないので、そのまま耳につければOK。一方 MDR-EX31BN は、電源ボタンを長押しで起動するので、ひと手間かかる。2020年以降は、マスクを常用することが求められる可能性があり、その点でもやはり、一切コードがないイヤフォンの便利さが際立ってくるだろう。

次に「装着感」。Soundcore Liberty Air 2 Pro はかなり軽い感じで、長時間つけていても疲れない。MDR-EX31BN はかなりがっちりハマるので、長時間つけていると疲れてくる。

肝心な「音質」や「ノイズキャンセリング」について。これはなんとも難しいのだけれども、Anker と Sony では求めている音質やノイズキャンセリングの方向性がおそらく違うのだろうな、という印象で、一次元軸での比較は難しいように思う。ただ、あえて個人的な感覚を言うと、音質は Sony のがよくて、ノイズキャンセリングは Anker の方が良い (良い、と言うよりも、好き、といった方が良いかもしれない)。全体的に Sony の方が「ストイック」な印象で、Anker の方が「軽い」感じ。私は冒頭にも書いたように「ノイズキャンセリング (屋内モード)」+ 「YouTubeのノイズ」と言う(もったいない)使い方をしているけれども、その使い方であれば十分に遮音してくれる。ノイズキャンセリングだけでも周りの人のキータッチ音や話し声を随分低減してくれるのだけれども、プラスでYouTubeのノイズを流せば、ほぼほぼ自分だけの世界になる。とにかくぎゅっと集中しなければならない時などはとにかく頼もしい。設定で、「左イヤフォンを2回タップすると、外音取り込み」にしているので、話しかけられたりしたらモードを切り替えればお話しすることもできる。

「装着感」「音質」「ノイズキャンセリング」の辺りは好き嫌い・好みによって受ける印象が大きく変わってくるのだろうけれども、個人的には、Anker は大変気に入っている。

なお、「音質」に関連するのかもしれないけれども、「音量」を細かく設定できるのも嬉しい。使用環境にもよるのかもしれないけれども、私のPC環境だと、MDR-EX31BN よりも Soundcore Liberty Air 2 Pro の方が5倍くらい細かく音量を上げ下げできる (みたい)。微妙に音量を変化させられるようになったのは、地味だけれども嬉しい。

職場で手軽に自分の世界を作り集中したい、と言う方にはオススメできる。

[Gadget] Garmin Venu Sq で体調を見える化

ここ数年「疲れたなぁ」と感じて体調が回復しない時期がしばらく続いていた。それがきっかけで「体調管理」を意識しようと決意し、まずは健康にまつわるデータを取ることから始めてみることに。ちょうどその決意の頃、アメリカで Garmin Venu Sq というスマートウォッチが発売されているのを知り、早速輸入して使い始めてみた (今は日本国内で流通している)。

一番興味があったのが、「ボディーバッテリー (Body Battery)」。

ボディーバッテリーとは、「心拍変動、ストレス、アクティビティなどのデータを使用して予備エネルギー量を測定できる機能です。この機能は1から100の数字でユーザーのエネルギーレベルを表示します。(機能と特性:Body Batteryのよくある質問 より)」
ということで、自分の体力をまるでスマホの充電のように理解することができる。

まず朝起きて数値を確認すると (睡眠でボディーバッテリーは充電される)、一体どれくらい疲れが取れているのか/残っているのか、が確認できる。 やはり朝だるい時は数値も低い (気がする)。仕事中もたまにボディーバッテリーを確認すると、「どういう日はボディーバッテリーが低下するか」が見えてくる。そうすると次は、より具体的に「どういう活動・思考をするとボディーバッテリーが低下するのか (=ストレスがかかりやすいのか)」が見えてくる。私の場合、例えば、比較的乗り気ではない仕事よりも、情熱を注いでいる仕事の方がボディーバッテリーの減少が大きかった。それはチームでやる仕事なのだけれども、盛り上げていくためにテンションをグッとあげたり (心拍数も上がる)、また、メンバーの顔色や作業の進捗をみて気持ちを推測しながら進めていく必要があり、これもストレスになっているようだ。この発見は意外であった。今は、自分のストレスにもならず、かつ、チームで円滑に動いていける形を模索している。

ボディーバッテリーはある意味大きな指標であるけれども、手軽に手首で「心拍数 (Heart Rate)」「ストレスレベル (Stress Level)」「呼吸数 (Respiration)」といった小さな指標も確認できる。今現在の数値に加えて、ここ数時間の(心拍数は4時間、ボディーバッテリーは8時間)推移もグラフの形で表示できる。もう少し詳しくデータを確認したければスマホのアプリを利用する。

睡眠を記録してくれる機能では、単純な睡眠時間に加えて、睡眠の深さ別 (Deep/Light/Rem/Awake) に時間を計算してくれる。なお、新型コロナウイルス関連で話題になっている「血中酸素濃度」は測定できないみたい。

体調管理とは異なるけれども、決済機能について。Suica や Garmin Pay は使っていないのでわからないけれども、 Connect IQ Store からダウンロードしたスタバアプリはよく使っている。事前にスタバのカードを登録しておけば、スタバ店舗での支払いは表示されるバーコードを読んでもらえばOK。なお、Venu Sqからスタバカードへの入金は対応していないようなので (たぶん)、スマホからカードにチャージするようにしている。

Venu Sq は 音楽再生対応版音楽再生非対応版 の2つがある。私はスマートウォッチから音楽を聴くという生活スタイルがないので後者を使っています。こちらの方が少し価格も抑えられている。ランニングとかする方は前者の方が良いのかしら。

その他、気に入った点・気に入っていない点:

  • good: 軽い / バッテリーの持ちが良い (1週間くらい?) / 暗闇でも時刻を確認できる
  • bad: 手首の皮膚と合わず、濡れたままにするとかぶれる ( そうしたら反対腕につけるようにしている。軽いから気にならない)

参考

[Gadget] Scan Snap iX100 で手軽にスキャン

キーボードマウス、と、ガジェット関連の記事が連続しているけれども、今回もガジェット。Scan Snap iX100 というスキャナーを導入して使っている。

「何をスキャンしたいか」と「このスキャナーの得意分野」が合致すれば、とても便利。具体的にいうと、「本や雑誌ではなく」、「1枚〜数枚の紙 (レシート等含む)」をスキャンする用途のためには大活躍してくれるはずだ。

Scan Snap iX100 は、「オートシートフィーダが付属していない」ので、スキャンする際は手前から一枚ずつ差し込んでいくことになる。複数枚スキャンしたい場合は、一枚スキャンしたら、少しだけ間隔を置いて、次の紙をスキャンして、、、と続けていけばOK。また「片面読み取り」 なので、両面に印刷された紙をスキャンする際は、片面をスキャンし、その後、紙をひっくり返してもう一度スキャン、という流れになる。

本体はとても小さくて軽くて (初めはびっくりした)、机の隅に置いておけば気にならないし、引き出しにも十分入る。手前と上部のパネル(?)をひらけばすぐにスキャンができる状態になってくれるのでお手軽。ただ、スキャン中の音は多少あるので、気になる人は気になるかもしれない。

といことで、オートシートフィーダがついて両面スキャンができるタイプ (例えばiX1600など)とは違って、本や雑誌、また大量の書類を一気に・高速でスキャンするのには向かないけれども、1枚〜数枚程度の紙を手軽にスキャンする分には、とても便利。(ちょっとした情報が紙で配布される職場文化はいつまで...)

参考:

[Gadget] ゲーミングマウスで時短: Elecom M-DUX50 14ボタン

前回の記事は、Logicool の Kx800 Mx Keys について。前置きが長くて、肝心の Kx 800 の良さがあまり書かれていない感じもあるけれども、とにかく素晴らしい製品だと思っている。机にKx 800を置いてホームポジションに手をおくと、その瞬間にその製品の素晴らしさがわかってしまう。キーを押しているとそこにキーボードが存在しているのを忘れてしまうような「『変さ』の無さ」。ここまで「自然」に使える、キーボードが「 無」になるような違和感のなさを表現できるのは、Logicool の開発者のまさに技量なのだろうと思う。もちろん好みはあって、なかなかフィットしないと感じる人もいるだろうが、私にはぴったりであり、Kx 800 が壊れたらまた Kx 800 を買うという選択肢が残されておらず、人生の選択肢が逆に狭まってしまったような気もする。現状、コロナ禍にあり、なかなか自由に家電量販店に行って試打もしづらいけれども、もし何かの機会があったら、ぜひ触ってみて欲しい (iBaffalo のキーボードも「静音」以外の点では大変気に入っておりました!)。

さて、また前置きが長くなってしまったけれども、今回は職場マウス。Elecom の M-DUX50 というマウス。特徴としてはボタンがたくさんある (14個!)また、有線である。

上からの写真を見てもらうと、いわゆる左クリックのさらに左に黒い三角がある。これはG1ボタン。真ん中にG2ボタン。また、この写真ではわかりづらいですが、側面には縦2行x横4列=8個の四角いボタン、プラス、丸い大きなボタンが1つ配置されている。それぞれG3〜G11ボタンという名称がついている。この11のボタンに、左/右クリック+ホイールで合計14ボタン使えることになる。

では一体 G1〜G11ボタンは何のためについているかというと、一つ一つに特定の処理を割り当てることができるのだ。例えば、G1ボタンに「Ctrl + s」を割り当てると、そのボタンをクリックすると文章が保存できてしまう、という感じ。特定のキーの割り当ても可能だし、マクロとしてキー操作を記録し、そのキー操作を割り当てることもできる (例えば、「Alt + スペースを押してから、↓キー、そしてエンターキー」などなんでも)。側面の四角いボタンは小さいので、慣れるまでは大変だけど、一度コツ(?)を掴んでしまえばちゃんとおすことができる。

というわけで、「ウィンドウを最小化」「ウィンドウを削除」「保存」「コピー」「ペースト」「戻る」「進む」など、よく使う機能をマウスに登録しておくと、キーボードを使わなくてもその操作ができてしまう。また、有線なのでレイテンシーの心配無用で、しかも2000円台と、値段もお手頃。便利なガジェットで時短。

[Gadget] 良いキーボードはやはり良い: Kx800 Mx Keys

職場 では、Boyata のラップトップスタンド に Windows機をのせてを使っている (ちなみに Boyata のラップトップスタンドは下のようなやつ。テレワークの際にとても人気になり、売り切れ続出だった..)。

スタンドに乗せて使うと猫背予防だったり、目の疲れが軽減できたりなど良いことがあるけれども、やはりキーボードは外付けが欲しくなる。ということで、以前から持っていた iBuffaloのキーボード (YDKBU11)をしばらく利用していた。

このキーボードは数年前に、ヤマダ電機で購入したもの。当時は「有線接続」「静音」「安い」の3つを優先事項にあげてキーボードを探していた。レイテンシーが生じるのが怖くて「有線接続」、たくさん文字を打つ仕事なので「静音」、ただ資金には限りがあるので「安い」、という感じ。実際使っていて、レイテンシーは生じないし、すごく安かったし (ヤマダのポイントで購入できた)。使っている中で「軽い」「多少乱暴に扱っても壊れる気配がない」「指の油でテカテカしずらい」という点も気に入ってきた。

また、一番気に入った点は、「キーを取り外して場所交換ができる」という点 (これはおそらくメーカー推奨ではない使い方..)。この前の記事でもちらっと書いたけれども、Windows を使うときは、ChangeKey というソフトを使って、Ctrl(左) と Alt(左) を交換している (Windows だと、「スペースキー」が真ん中にあり、左に「無変換」、左に「Alt」、左に「Win」、左に「Ctrl」となっていることが多い(のかな)。スペースはそのままで、「無変換」を「IMEオフ」(これはIMEの設定からできる)、「Alt」を「Ctrl」(ChangeKey)、「Win」はそのままで、「Ctrl」を「Atl」(ChangeKey)に振り直す)。そうすると、Mac でいう 「Command + p」で印刷、「Command + w」でタブを閉じる、などと同じ動きでショートカットキーを使える。ということで、AltキーとCtrlキーを物理的に上に引っ張って取り外して交換すると、見た目と入力内容が一致する。

何年か iBaffalo のキーボードを使って、とても気に入っていたしまだまだ使えるのだけれども、唯一ガマンができなくなってしまったことがある。それは「静音」だ。「静音」が謳い文句の一つとなっている製品だが、、、、うるさいのだ。かちゃかちゃ、、、というキーボードからティピカルに連想される音がする。プログラムを書いていたりすると、ずーっとキーボードを打っていることになるが、段々とイライラしてくるし、きっと周りの人もイライラさせているに違いない、と思い、新しいキーボードを購入することを決意した (ずいぶん前置きが長くなってしまったけれども、これは iBafflo のキーボードへの愛着がそうさせているかもしれない。音以外の点ではとても気に入っている)。

ということで、やってきた ロジクールの Kx800 Mx Keys

これまでは重視していた「有線接続」ではないけれども、接続は極めて安定している。キーボードにON/OFFのスイッチがついているけれども、OFFからONにした瞬間に繋がる感じ (レシーバーをUSBポートに挿すタイプの接続をしています)。また、PCがロックしていたりスリープしていたりする状態でもラグがなく反応してくれる。肝心の「静音性」については、個人的には大変満足している。ガシガシ入力しても、全然うるさくない。Mac のワイヤレスキーボードよりも静かな印象がある (厳密な比較はできていなく、あくまでの印象)。ノイズキャンセリングイヤフォンをしていると、キータッチの音は全く聞こえないほどだ。また、押し心地も優しいし、キーや土台の表面処理も、なんというか、素晴らしい。指が喜んでいる感じがする。

使っていて便利だと思ったのは、一番右上のロックボタン。これを押すと、ロック画面へ遷移できることができる。例えば、Windows で書類を作っていて、誰かに話しかけられたりしたらすぐに右上のボタンを押せばロック。便利。また、その左のボタンを Logicool Options を使って、スリープに割り当ててみた。しばらく離席する際などには、一番右上でロック、そして一つ左のスリープを押す、というほぼワンアクションでOK。iBaffaloの方はスリープボタンがあってそちらを使っていたけれども、スリープは一定時間経過しないとロックしてくれない (設定の問題かもしれない)。なので、スリープして離籍して、なんかの拍子でマウスが動いてしまったりすると、スリープが解除されてしまう、なんてことがあった。

あえて難点を挙げるとすると、キーを物理的に取り外して交換できない、というあたりだろうか。

Kx800 Mx Keys、値段は決して安くはない、というか高い。けれども、今の所、買ってよかったなぁ、というのが感想。やはり良いものは良いのだなぁと。

[ブログ][CSS] ブログのテーマ変更 and シンタックスハイライター prettify の導入

先日、2年ぶりくらい(?)にブログを更新して、せっかくなので気分を変えてブログテーマも変更してみた。このブログをご覧になってくださっている方が使いやすい・見やすいテーマを基準としながらも、部屋の模様替えと同じで、どんなブログだと良い気持ちか考えながら。とりあえず運用しつつ、必要に応じて修正を加えていくつもり。

連動して、これまで利用していた highlight.js というシンタックスハイライターから、code-prettify へと変更してみた。昨日の記事は、新しく導入した code-prettify を利用している。こちらも可愛いので気に入っている。

code-prettify の導入及び使用方法について、こちらのページがとてもわかりやすかった: Bloggerでソースコードをきれいに表示する方法 | まあうさブラザーズ

事前準備としては: Theme -> オレンジのCustomizeボタン右の三角をクリック -> Edit html -> </html>の直前にコードを挿入。このブログでは:

<script src='https://cdn.rawgit.com/google/code-prettify/master/loader/run_prettify.js'/>
<style type='text/css'>
pre.prettyprint.linenums li{
list-style-type: decimal;
} 
にしている。linenums の li 要素に対するCSSの記述の部分は、毎行に行数を表示するためのもの (デフォルトでは5の倍数行に行数が表示される)。各ブログ記事内においては:
<pre class="prettyprint linenums">
コードコードコード
</pre>
でOK。

[Windows] Macと同じようなカーソル移動ができるように設定:CapsLock (F13) + a/e/b/k...など

普段は Mac を使っている人が、なんらかの制約 (例えば職場の支給PCなど) によって Windows を利用する時に困ってしまうことがいくつかある。そのうちの一つが「カーソル移動」だろう。例えば Mac では、文字を「control + a/e」で行頭/行末にカーソルを移動させたり、「control + b/f」で一文字分カーソルを前後に移動させたりすることができる (他にも、「control + あるキー」で一行上/下、一文字消す、行末まで消す、エンターキー代わる、などなど)。Mac の日本語配列キーボードだと、controlキーは a の左側にある。小指を少し動かして control を押しながら 普通の (?) 文字を押せばカーソルを動かせるし、文字を消したりできる。つまり、わざわざ手をホームポジションから移動させることなくカーソル移動だったり文字の削除だったりができるのだ。たくさん文字を打つような場面では重宝する。

Windows でも同じようなことができないかなぁ、と思いインターネットで調べていたら、見事な解決策を考えられている方が多数。導入してみたところ、「Windows を使う負担感」が激減したので、備忘も兼ねてシェア。なお、Windows 10 を利用。

Step1: ChangeKey で「Caps Lock」を「F13」にする。

Change Key を利用するのが簡単みたい。インストール後、Caps Lock の scan code を 「0x0064」とする。
これは、Caps Lock を F13 という、実際には存在していないキーとして利用できるようにする操作のよう。つまり、Caps Lock を押すと、F13 が押されていることになる。(あと、今回の記事の内容とは関係ないけれども、追加で、Ctrl左 と Alt左 を入れ替えている。Mac の command キーの場所に、Windows の Ctrl を置くようにすると、ストレスが減る)
参考: ChangeKeyを使用してWindowsキーをF13キーに変更する方法 | 情報科学屋さんを目指す人のメモ(FC2ブログ版)

Step2: AutoHotKey で 「CapsLock (=F13) + 〜」に、別のキーを割り当てていく。

AutoHotKey を利用すると、特定の入力を別の入力と置き換えることができる。例えば、「F13キーを押しながらaを押したら、Homeボタンが押されたことにする」ということが可能になる。2021年2月現在のスクリプト:

;Emacs風。なお、CapsLockをF13に割り振っている(AutoHotKeyを利用している。ScanCode --> 0x0064)
F13 & a::send,{Blind}{Home}
F13 & e::send,{Blind}{End}
F13 & p::send,{Blind}{Up}
F13 & b::send,{Blind}{Left}
F13 & n::send,{Blind}{Down}
F13 & f::send,{Blind}{Right}
F13 & d::Delete
F13 & h::Backspace
F13 & m::Send {Blind}{Enter}
F13 & k::send {Shift}+{End}{Delete}

;Ctrl + q で閉じる
^q::send, !{F4}

;F13 (Capslock) を押しながら ↑で音量Up、↓でDown
F13 & Up::
Send,{Volume_Up 1}
SoundPlay, x64
Return

F13 & Down::
Send,{Volume_Down 1}
SoundPlay, x64
Return
「Emacs風」のカタマリがキー操作関係。セミコロンはコメントアウト。
基本的には「::send,」の左側の入力をすると、右側の入力がされたことになる、というイメージ。{Blind}というのを挟むと、Shiftを押しながらの操作も可能になるらしい。 (Ctrl+q で Alt+F4, F13と上/下でボリュームUP/Down もついでに。)
あとは、当該のファイルを右クリックで run すれば完了。
また、shell:startup に当該ファイルを置いておくと、Windowsを起動した際に自動的にスクリプトが実行されるので便利。
参考:WindowsでもmacOSのようなキー操作を実現する | 学ぶ、考える、書き出す。

AutoHotKey を使うと、どのようなソフト・アプリでもキーバイドが有効になってくれるのが嬉しい。というのは、以前、Mac版のOfficeを使っているときは、VBAのIDEでは control + a などのキーバインドが効かなくてとても辛かった。今回の AutoHotKey のやり方だと、Windowsにも関わらず VBA でもなんでも上記のキーバインドが使えるようになる。VBA の IDE を使わなければならない時の負担感がずいぶん軽減される。

[Windows] AutoHotKey その2

職場の Windows PC に AutoHotKey というソフトを導入して、キーバインドを変更 したら、ものすごくキー入力が楽になった。ホームポジションから手をはずさずに上下左右、行頭・行末にカーソルを移動させたり、文字を削除したりできる。ストレスフリー。 カーソル移動系...