[Mac] [Excel] Excel for Mac 2011 でガントチャート #4

エクセル (Excel) で作るガントチャート、第4回目です。過去記事はこちら:

  1. [Mac] [Excel] Excel for Mac 2011 でガントチャート #1
  2. [Mac] [Excel] Excel for Mac 2011 でガントチャート #2
  3. [Mac] [Excel] Excel for Mac 2011 でガントチャート #3


前回は枠組みに関して作業を進めました。1行で表示されていた日付を「年、月、日、曜日」というように4つの要素にバラしました。今回は、少しだけ作業を進めましょう。

「初日 (基準となる日)」から相対的なやり方で表示する
のを目標にします。これまでは「2016/11/23」「2016/11/24」「2016/11/25」...というように絶対的に日付を入力していきました。今回からは「2016/11/23 (初日)」を絶対的に入力したら、「2016/11/24 (初日から1日後)」「2016/11/25 (その日から1日後)」というように初日から1日ずつずらしていく、というやり方で日付を表示します。前回と見た目は変わりませんが、後々になって便利さが増します。

C4セルが初日です (2016/11/23)。その隣のセル (D4) に「=C4+1」と入力します。



そうしたら、D1からD4セルを選択し、右下を横にビーっとドラッグして必要な日数分伸ばしていけば終了です。
見た目は変わりませんが、初日から1日ずつずれた日にちということで曜日が表示されます。

なお、横にドラッグして適当な日数分の枠を作って何ら問題がありませんが、マクロを使って枠を作ることも可能です。今、仮に100日分のマスを追加したいと考えたとします (約3か月)。[ツール->マクロ->Visual Basic Editor] をクリックし、[挿入->標準モジュール] をクリックします。

[ツール->マクロ->Visual Basic Editor]↓↓↓
[挿入->標準モジュール]


ウィンドウが出てくるので、次の文字列を入力 (コピペ) します。
Sub test()
Dim yoko As Integer
yoko = 100

Range("D1:D4").Select
Selection.AutoFill Destination:=Range(Selection, Selection.Offset(0, yoko)), Type:=xlFillDefault
End Sub
それから、再生ボタン (または Fn + F5) を押すと、100日分横にビーっとドラッグしたのと同じことが起きています。
再生ボタン (Fn + F5) を押すと↓↓↓


なお、上にスクリプトの3行目「yoko = 100」の「100」を「200」にすれば200日分追加されますし、「30」にすれば30日分追加されます。作成したいガントチャートにはどれくらいの作業日程が必要かを考えて、適当な値を入力します。

最後に列の幅を調整して、出来上がりです。



次はこちら --> [Mac] [Excel] Excel for Mac 2011 でガントチャート #5



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