[Windows] AutoHotKey で キーバインディング

個人的にはずっとMacを利用しているのだけれども、その理由の一つが「矢印キーを押さなくてもカーソルを動かせる」という、すごく小さい理由。矢印キーは大体エンターキーの下あたりにあるけれども、カーソルを動かすために一度右手をホームポジションから離して、カーソルキーを押して、Jのぽっちを探してホームポジションを取り直し、、、という小さな繰り返しが煩わしく感じてしまうのだけれども、Macであれば、特に設定もせずに、Control(^)+f/b/n/p でカーソルを右/左/下/上、に動かすことができる。さらにいうと、Control(^)+a/eで、行頭/行末 に移動したり、Control(^)+kで、カーソルから行末までをカットしたり、、、など、ホームポジションから手を動かさずともさくさくカーソルを動かすことができる。標準で Windows ではそのような使い方はできない。だから Windows を使いたくなかった。

職場のPCがWindowsという縛りがあり、渋々矢印キーを押しながら仕事をしていたのだが、少し調べてみたらAutoHotKeyという素晴らしいソフトがあるとわかった。これは、色々な機能があるようだけれども、AutoHotKeyを使うことによって、任意の実際の入力がなされたときに、任意の別の入力がされたようにマップすることができてしまう。例えば、CapsLock を押しながらfを押すと、矢印右ボタンが押されたことにできてしまう。このソフトを利用することで、Windows であってもホームポジションから手を離さずに、Mac と同じようにカーソル移動(その他)ができてしまう。

カーソル移動以外にも色々できるので、備忘も兼ねてシェア。なお ChangeKeyというソフトを使ってCapsLockをF13キーとして割り振っている:


;Ctrl + q で閉じる
^q::send, !{F4}

;Ctrl + k で カタカナ (F7キー)
^k::send, {F7}

;Emacs風。なお、CapsLockをF13に割り振っている(ChgKey を利用している。Scan
Code --> 0x0064)
F13 & a::send,{Blind}{Home}
F13 & e::send,{Blind}{End}
F13 & p::send,{Blind}{Up}
F13 & b::send,{Blind}{Left}
F13 & n::send,{Blind}{Down}
F13 & f::send,{Blind}{Right}
F13 & d::Delete
F13 & h::Backspace
F13 & m::Send {Blind}{Enter}
F13 & k::send +{End}{Delete}
F13 & u::send +{Home}{Delete}
; Altキーは ! , Ctrlキーは ^
!f::send, ^{Right}   ;カーソルを1単語右
+!f::send, +^{Right}   ;選択肢ながらカーソルを1単語右
!b::send, ^{Left}   ;カーソルを1単語左
+!b::send, +^{Left}   ;選択肢ながらカーソルを1単語左

;F13 (Capslock) を押しながら ↑で音量Up、↓でDown
F13 & Up::
Send,{Volume_Up 1}
SoundPlay, x64
Return

F13 & Down::
Send,{Volume_Down 1}
SoundPlay, x64
Return

;今日の日付を入力 F13(CapsLock) + t
F13 & t::
FOrmatTime, TImeString,, yyyyMMdd
Send, %TimeString%
Return

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